ドクターのご紹介  

         
   崎山 武志 
   
Sakiyama Takeshi
   専門科目:小児科  
       小児科医としてN大学病院にいた時、学術講演会に山田光胤先生をお招きしました。先生の漢方の話を伺って、全く違う医学・治療があることを知ったのが、漢方を始めたきっかけです。それまでは、生まれつきの病気(先天性代謝異常症)・糖尿病・てんかんなどの診断と治療に携わっていました。漢方を知って、病気の部分だけでなく、からだ全体を捉えて治療することがとても大事であると再認識しました。そして、こどもの頃から漢方で治療すると体も心も充実して、より健康な状態が保てることを、これまでの診療で実感しています。


 その後、ST大学で病理学を研鑽して、小児では殆ど経験しない癌、成人病、婦人科疾患、整形外科領域などを勉強し、その大学の漢方外来を立ち上げました。小児から成人まで幅広くエキス製剤で治療していますが、エキス剤での治療には限界があると感じています。
 
 今回金匱会へのお話があり、漢方本来の煎じ薬での治療を、最高の品質の生薬と優秀なスタッフのいる環境のもと研鑽を積みたいと思っています。この環境下で、患者さんの病気からの回復、病気にかかり難い体作り、あるいは未病段階での予防を目指したいです。特に小児には早い段階から良い生薬で漢方薬を飲んでもらい、日本の未来を託したいと思います。
 
 

東京慈恵会医科大学卒。
山田光胤先生に師事。

日本東洋医学会理事 日本東洋医学会認定漢方専門医・指導医
日本小児東洋医学会理事

日本小児科学会認定専門医

平成24年4月より金匱会診療所勤務。


担当曜日
第2,4土曜日(9:30〜11:30)